うぐいす色の実

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レッドタートル ある島の物語【映画】

突然ですが知ってます?2016年夏ジブリ映画。

え、知らない?もしかしたらそれは当然かもしれません。
当時はアニメ映画は「君の名は。」特撮では「シン・ゴジラ」が大ヒットし、
珍しくヒット映画が2つもあったという珍しい年。

でも私の場合この二つのヒット作を実はまだ、見ていません(笑)
むしろ「レッドタートル ある島の物語」の謎めいた予告に衝撃だったというのもあります。

セリフが「ああーー!」とか叫び声や呼吸音くらいしかないんですよね。
そして、男の作った竹?のイカダを執拗に壊しにくる赤いウミガメ。
危険を知らせるわけでもなく、壊したらその場を去る赤いウミガメさん。

大きさもさることながら、事故を誘発してくるウミガメさん・・・。
こんなの、海に鉢合わせたら怖すぎ。(((´゚ω゚`)))ガタガタ
訳がわからなすぎて逆に気になってしまった映画だったんです。


そしてそんな気になっていた映画をやっと見れた時の感想をつらつら書きますよ〜。


maxresdefault.jpg

      2匹のウミガメを見つめるのは、漂着した男性の子供。生まれ持ってウミガメと親しい。






感想とか言いつつ、あらすじなどはあえて書きません。

何がいいって、海辺を走るカニさんとか、空を飛んでるカモメたち、あるいは魚たち、
夜生まれて砂から這い上がってくる子ウミガメさんとか、生き物の動きが素晴らしいです。
本来の生き物の動きを生かしてアニメにしているというのが伝わってきました。

しかも、ちゃんと生死の描写がありますし、本物らしさを感じるという珍しいアニメ。
(全ての生き物が我が友人という仲良しこよしアニメとは違・・)

ただ、植物も動物もそうなんですが明確にこの種という特徴はありません。


ほか、若干個人的に苦手なシーン。
男が穴に落ちその先は海水が溜まって切り立った岩壁で登れないとか、
仕方ないから海水に潜って岩と岩の狭い隙間を潜るところとか、
疲れ知らず何度も作業していたりとか、家に帰りたいのに帰れないとか、とか・・・。

焦るのなんのって、子供の頃の絶望や恐怖の塊がそこにあるわけですね(((´゚ω゚`)))ガタガタ
この絶望感や孤独感しんどいものです。ちょっとドキドキしました(笑)
愛嬌のあるカニさんは時折癒しになります。

またBGMもいいんですよね。ゆったりとした画風とまた合ってるんです。


多くの人はストーリーとか、気になるところだと思うんですが、なんせセリフがないので、
人物の動きを読むしかなく「こうだろう」を話していきます。


どこ、いつがない世界で、嵐で島に漂着した1人の男の生涯。
最初は島を出ようと奮闘するのですが、この島で"ある過去"を非常に悔いています。
作りかけの船を沖へ流すんですが、祖国へ帰らずこの島で生きることを決意するわけです。

男性の生涯の中で赤い髪の女性の存在があるんですが、彼女は始終キーパーソン。
彼女のおかげで男の子を授かり、彼もまた立派に成長していくわけですね。
彼は父から教えられた島の外へ憧れを持っていて、3匹のウミガメと旅に出て行きます。

登場人物は基本この3人で何を考えているのか全くわからないんですね。
なので、視線にある先とか、怒りや悲しみが明瞭であるシーンくらいで読み取るしか
ありません。
男性も赤い髪の女性も年老いて過ごす中で、男性は満月の晩に息をひきとるわけですが、
そんな彼に対していまひとつ感情が明確でなかった彼女ですがこの時初めて泣くんですよ。

確かに女性は、彼のことを愛していたんだなとよくわかる部分です。
ラストシーンで、あるもう一つの彼女の人生について気づくわけですが
ここはあえて触れません。


カテゴリー的に恋愛映画とする記事もあるようですが、私としては「人生;LIFE」の
カテゴリーに入るのではないかと思います。

長編映画にしては人を選ぶ映画で決して万人受けしません。
明らかに大衆向けの映画とは違いますが、内容は「レッドタートル」の方がまだ濃い。

自然に対しての愛を感じました。やっぱり映画館で見るべきでしたね(泣)

多くを語りませんが、惹きつけられる画風をもった作品だと思いました。


maxresdefault-1.jpg



この映画の監督・脚本・原作はマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットさんで、
彼の短編作品の中に「岸辺の二人; Father And Daughter(2000)」があり
こちらもセリフはなく、8分ほど短い作品です。

映画を知る上で参考になるかと。




ではまたヾ(・ω・ )

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