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#3 日暮れのウィンズ 2/2



その瞬間、民家中に眩い閃光が放たれ、あまりの明るさにヴァンパイアは叫び声をあげた。


ヒワリはその隙に腰にさしてあった剣を抜き、二人のヴァンパイアを斬りつけた。
再び叫び声が上がる。

ヒワリは瞬時に、二人のヴァンパイアに取り囲まれていた人影に声をかけた。



「もう大丈夫だから、ついてきて」


そう話し掛けた時、襲われていたのは少年だと瞬時にわかった。

「あ、あいつは?」

「あいつ?」



「ヴァンパイア‥もう一人は‥‥?」


そういえば、ロワンはヴァンパイアは三人だと言っていた。
もう一人は‥‥


「狩人め!!」

気がついた時には後ろをヴァンパイアに取られ、後方の壁にたたきつけられた。
かすかに鉄の味がする。


「あいつらにしたことと同じことをしてやる!」


飛びかかってくるヴァンパイアを剣で防ごうとしたとき、突然ヴァンパイアは左へ体を持っていかれ
ヒワリの視界から姿を消す。

よくみると、全ての急所となる部に矢が刺さっていた。



「だから、言ったろ?油断は禁物だ」


そう言ったのは、玄関で弓矢を持ったロワンだった。



「雑魚は散らしたが倒してもきりがない。早く離れるぞ」



ヒワリは少年の前に立ち寄り、
自らのフードを外すと青みを帯びた深緑色の髪が姿を見せた。



「私はヒワリ、一緒に来る?」


少年はこくっと頷く。



「エンゼル‥です」

「ヒワリ、和むのはいいが後にしてくれ。すぐ立ち去ろう」


ヒワリは頷いてロワンに続き、竜馬に乗った。
エンゼルは竜馬に乗るのが初めてなのか、鞍にしがみついている。


日はとっくに沈んでいたが思ったより薄暗くない。
出来れば暗くなる前には他の町へ着きたいと思った。


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Author:渚 日向 /ナギサ ヒナタ

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