うぐいす色の実

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#14 青の街道 1/4

翌朝ヒワリが目を覚ますと、テントの外でフォーンが待っていた。


「フォーン?呼んでくれたら良かったのに」

「うんん‥すぐ終わるから。あのね、ヒワリ。ここ見てくれる?」


フォーンは長い髪を首筋が見えるように持ち上げると、首の後ろを見るようにヒワリに話した。
言われて見てみると、そこには青色のソレイユの印が刻み込まれていた。

「シルシ‥?」

「ヒワリも持っているんでしょ?印がつく前までは普通だったの。でもある日、強い眠気がきて気づけば床に倒れてた。寝ている間のことはわからないけど」


「どうして印のことを?もしかして昨日の戦闘は‥」

「あたしとユラで観戦してた。印が光ってること、ユラ気にしてたから」


現に印は今も光っていた。淡い青色で光を放ちながら。
そして、呼応するようにヒワリの印も光始める。


「ね、ヒワリ。あたしとユラも旅に加わっていい?あたし、知りたいんだ。なぜ印が出来たか‥。そのためにサーカスで地域を周りながら見つけたかったんだけど、このままじゃ見つかりそうにないから‥」

「でも」


「団長には話してあるの。あたしの里親みたいなものだから簡単じゃなかったけど、戻ってくることを条件に許してくれた。魔法しか使えないけど、ユラは頼りになるよ」


「私はかまわないけど、みんなに話さなくちゃね」

フォーンは緊張が解けたのか、安堵の表情を見せた。
そして、しばらくヒワリと話すとテントから立ち去っていった。



あとで給料をフォーンからもらい旅の支度をすると昼間にはサーカスを、そしてリードを離れることになった。


「人数増えましたね」

そう、エンゼルは楽しそうだった。


「それはそうと、ユラまでいいのか?サーカスの人数、2人も減ったんだぞ?」

「そこは心配ないって。団長、顔広いからすぐに雇えるし」



フォーンはそうロワンの質問に応えた。



「しっかしエンゼル、お前は問題解けたのか?」

「え?」

「ヨルドナに謎かけられたんだろ?」


そういえば、謎解きをヨルドナに伝えそびれていた。

「すぐ伝えに言ってきます!」

そう急いで走り、ヨルドナのテントへと走った。

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