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#19 カルネの町へ 2/3



「お前は自分でその傷治せよ」

ヒイラギの言葉は冷たくヒワリに突き刺さる。


「そんな言い方しなくてもいいのに!」

フォーンが怒りヒイラギに言い放った。


「だってそうだろ?時間外にきたお前らが悪い。それに‥――」

突然ヒイラギの頭に杖が振り下ろされ、ヒイラギは頭を抱え込んだ。



「遥々来た客に失礼だろう、このバカもんが!もう一度、あのお嬢さんをよく診てやれ!」


ヒイラギの後ろから杖をついたおじいさんが現れ、ヒワリに目線をうつしていた。


「あ‥!」

ヒイラギはようやく何かに気付いたのか、おじいさんはため息をついた。

「気付いたのなら、早く治してやるんだ。本当なら立って居るのもままならないはずだ」


その言葉通りヒワリは床に崩れ落ち、傷口は先ほどよりもさらに悪化して一人は立ってないくらいにまできていた。


「ヒワリ!」「ヒワリさん!」

ヒイラギはすぐに駆け寄り傷口を見てみる。
確かに切り傷だが、何か毒草が交っていたのか状態はあまりよくない。

ヒイラギはそのまま床に座り込んで、チェルシーの羽根を一枚使い羽根が光に変わって傷口へと入り込むとケアを使った。
ヒワリの表情も次第に穏やかになる。



「ヒイラギが面倒をおかけしてすまなかった。わしはヒイラギの祖父のシワスだ。良かったら、ここへ泊まっていくといい。この様子だとさっき着いたばかりなんだろう?宿はもう皆閉め始めている頃だしな」


「あともう2人合流する予定なんです。結構幅を取ってしまいますが‥」

「心配するな、一泊なら大丈夫だ。ただお客さんの出入りは朝になれば忙しくなるぞ」


エンゼルは簡単にヒワリやフォーンの自己紹介をした。

「エンゼルとフォーンって言ったかな?夕食の手伝いをしてくれないか?ヒイラギはヒワリの様子見につかせるから人手が足りんのだ」

「俺が見張り!?」


「そりゃそうだろう。急変しないかちゃんと診てるんだぞ」

そう言ってエンゼルやフォーンをつれて二階へ上がっていった。


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渚 日向 /ナギサ ヒナタ

Author:渚 日向 /ナギサ ヒナタ

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