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#25 ヴァンパイアの襲撃 5/5

「ディアラはキュウソスのとこだよ」

「キュウソス‥?」


エンゼルは耳を疑う。


「キュウソスって、クラズベリーの夜にいなくなったはずじゃ?」

「あとはそこにいる兄さんに聞きなよぉ。よぉく知ってるはずさ」


メノウは魔物数を増やし、ロワンたちに戦闘させた。




その頃ヒイラギはヒワリの腕を掴み引き寄せた。

「お前、なんでヴァンパイアがくるなんて言った?どうしてわかる!?」

「ヒイラギ!止めないか!」


シワスに止められヒイラギはヒワリを放す。

「お前が魔物を憎むのはよくわかる!だが、そんなことをしてもどうなる?ヒワリを守ってあげるのがお前の仕事だろ?」

つがいのチェルシーはヒワリの肩に留まり心配そうに顔を覗き込んだ。

ヒワリは窓の外を見ていた。
昨日までの綺麗な町並みが今ではあちこちで煙が上がっている。


「どうしたらいいかな‥」

ヒワリがそうつぶやくと、屋根の上がドンドンと騒がしく鳴り響いた。


「なんだ?」

ヒイラギが身構える。
急にヒワリの前にあった窓が開き窓から赤い髪のヴァンパイアが入ってきた。


「シールドまで張っちゃって。みんなに守られているのね、お姫様」

赤い髪の妖艶なヴァンパイアはヒワリに向かって微笑んだ。




パリーンーー‥‥!


ふとエンゼルの中でガラスが割れた時のような衝動が走る。

「どうした?」


ぼーっとするエンゼルにロワンが尋ねる。

「今‥‥シールドが破れました!」

「何!?」


それを聞いたメノウはますます喜んだ。


「あたしが料理してやるよぉ。ディアラの邪魔させないんだからね」

急に、メノウの翼から真っ黒なチェルシーが飛び立ち4人が気がつくとそこはカルネの町でなく、黒いチェルシーが飛び回る大きな鳥籠の中にいた。

「喰らえ」


黒いチェルシーはロワン、フォーン、エンゼル、ユラに目掛けて襲い始める。

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渚 日向 /ナギサ ヒナタ

Author:渚 日向 /ナギサ ヒナタ

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