うぐいす色の実

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#27 ヒワリの選択 2/4

「ヒワリ!こんな奴のことを聞くことない!‥‥うぐっ!?」

シワスの声にヒワリはシワスへと目を向けた。
シワスとヒイラギの体に氷がまとわりつき、動けなくさせている。


「ねぇ、ヒワリ。貴方知ってるでしょ?町一つ潰した私の力、今の貴方じゃ倒せないことくらい。
早くしないと私そんなに気が長くないからね、殺しちゃうかもよ」

氷は徐々にシワスやヒイラギを縛り付けますます二人は苦しそうな表情を見せた。


――‥‥どうすればいいの?

ふと小さな風がヒワリの髪をかすめ、通り過ぎた。
風が過ぎ去った方を見ると、風と思ったのは2羽のチェルシーで、つがいはディアラに目掛けて飛び込もうとしていた。

「チェルシー!?」


しかし、暗闇から黒いチェルシーが現れると、飛び込んできたメスのチェルシーを叩き落とした。
これを見たオスのチェルシーは再び黒いチェルシーに迎え撃つ。

メスのチェルシーは落ちてからも動こうとしなかった。


「や、やめて!‥わかったから!二人を離して。チェルシーに傷つけないで!」

「いい子。あの頃と比べたら、随分物分かりよくなったわね」


そうディアラはヒワリの耳元で囁く。

ヒワリの言う通り氷から二人を解放させ、今度はディアラとヒワリの周囲に氷の壁を張った。
黒いチェルシーは消え、オスのチェルシーはメスのチェルシーの元へ寄り添う。

そんな中、ヒイラギは急いでメスのチェルシーに寄って抱え込み、
そんなヒイラギの姿を見てヒワリはホッと安堵した。


「自分の心配をしたらどう、ヒワリ?まだ終わってないんだから」

ディアラはそう話すとすぐに印のある右肩へ噛み付いた。


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