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#28 ヒワリの選択 3/4


「――っ!!」

一瞬に痛みが全身へと駆け巡ったが、ディアラは血をすすっているわけではないようだ。
印の上に傷を作られると、急に心臓が波打つ。

鼓動が聞こえたが波打つ度に心がヒドく傷み体中に熱を帯び、傷みに耐えきれずヒワリは叫び声をあげる。


「ヒワリ!」


ヒイラギは氷の壁にファイアを当てるが壁は存在したままだ。

――‥くそッ!溶けろ!


何度と当てるが氷は溶けない。
そんな様子を見てか、ディアラは突然氷の壁を解いた。

ヒイラギの目に焼き付いたのは右肩に傷を作られ顔をしかめるヒワリと口の周りについた血をぬぐい取りその血を舐めるディアラの姿だった。


「流石キュウソスの血、絶品よね。ご馳走さま」

三日月のような笑みでディアラはヒイラギに笑いかける。





鳥籠のような場所ではメノウがボロボロの姿で宙を飛び、高嶺からロワン達を見下ろしていた。

「何あいつ‥片目のくせに強いな」

「こらぁ!下りてきなさい!」


籠の底でフォーンがメノウに向かって言う。

――弱いクセに五月蝿いやつ‥。



『遊びは終わり。メノウ、帰るわよ』


突然ディアラの声が頭に響き、メノウはホッと安堵する。


「まっ‥上手くいったぽいし、今日はここまでか」


メノウは自分の黒い翼で全身を覆い隠すと、無数の黒いチェルシーへとなり4人の元へと勢い良く飛び込む。

「お姫様の元へ行ってあげなよぉ」


そうメノウの声が響きわたると、さっきまで鳥籠だった場所は元通り、カルネの町へと戻っていた。

「戻れたのでしょうか?」

「ロワン、ヒワリ危ないんじゃない!?」


「わかってる!」

フォーンに言われ、ロワンは駆け出しヒイラギの家へと急いだ。


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渚 日向 /ナギサ ヒナタ

Author:渚 日向 /ナギサ ヒナタ

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