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#46 二つの運命 2/4


「とぼけないのぉ、頭良いんだから。そこの兄さんが話してたじゃない」


エンゼルはあまりのアルコール臭さに戸惑い、イメージが違ってからか
どう答えていいかわからず戸惑っていると、ユラがエンゼルをかばい、女性の前へと出た。

「あら、弟思いね」

そう女性はクスクス笑った。



「ステラ、あまりエンゼルをいじるな」

その女性――ステラはそうロワンがいうのを耳にすると、
今度はロワンの方へと話題が移った。


「ちゃんと名前言えてるじゃない!だったらちゃんと呼ぶことよ。
それで…ヒワリ、あの子は元気?」

やはり名前で呼ばなかったことにステラは怒っていた。
見た目は怒ってないように見えるが、周りから放つ雰囲気が
トゲトゲしいものに変わりエンゼルは怖くなった。



「一様な。それで…――」

「何が一様よ、ロワン!あたしの目を見くびっているわけぇ?
あの子は今2つの運命を背負ってるのに、それでも一様とでもいうの?」


2つの運命という言葉に、みんなが驚いた。
ロワン自身もどういうことかわからない。


「1つはロワン自身にもわかっているはず。問題はもう一つの方!
あたしに聞きたがっていたことがあるわよね?」


「ソレイユの印…」

ロワンもステラの勢いに戸惑ったがしっかりと答えた。



「その色や形は?ちゃんと調べたの?前にも言ったけどロワンは
あの子を支える側なんだよねぇ。守る側じゃないのよ、その役割は別の人の役割だから」

「ステラ、知っているだろ?俺はロワン・エオローだ。守る義務はある」


酔いが冷めてきたのか、ステラは持っていた酒瓶を口につけたが
中のお酒がなくなったらしく、瓶の口を道へ向け上下に振る仕草をした。
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  • 2012-01-03│20:22 |
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Author:渚 日向 /ナギサ ヒナタ

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