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#53 パン屋「リュサ」 2/6



「リズ!」

ヒイラギが呼んでも止めようとしなかったが、もう一度声かけをしようとした時には
リズは男性に勝っていた。

男性の剣はリズの手中にあり刃先は男性に向いている。


「降参だ。参ったな」

リズは男性に剣を返し、先生手解きありがとうございましたと礼の言葉を伝えた。


「リズ!」

やっとヒイラギの声に気付いたのか、リズは振り返ってヒイラギとその一行を見た。
「ヒイラギ?久しぶりね!…その人達は?――」


「やぁ、ロワン!元気だったか!」

ヒイラギが答えようとした矢先、リズに先生と呼ばれたその男性はロワンに握手を求め肩を叩いた。


「ヴェン、元気そうだな」

先生知り合いなんですか、とリズが聞くと先生――ヴェンはそうだと答えた。
「狩人だった時のな。それにしても噂は聞いたぞ。大会に出るんだってな。
コルシェに復帰したのか?」

「いいや、通りすがっただけだ。ま、稼いでも生活費に消えるが」


二人の間では笑いが耐えなかった。
ヴェンもかつての自分と照らし合わせたのかもしれない。
本当にそうだよな、とロワンにそう話す。

ロワンとヴェンが話している間、リズはヒイラギがなぜここにいるのか不思議がった。


「ヒイラギ、なんでコルシェに?」

「通りすがりで寄ったんだ。さっきおばさんにあったから、
リズを呼びにきただけだ」


ヒイラギの言葉を聞いてヴェンはリズに話しかけた。

「それなら、今日はここまでにして早くコリーさんの所へ帰った方がいい。
明日は健闘を祈るよ」

「わかりました。今日はありがとうございました」


リズはヴェンに礼をもう一度いい、ヒイラギとロワン以外のメンバーの顔を見て怪しみながらも
一人急いで店に帰って行った。


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Author:渚 日向 /ナギサ ヒナタ

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