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#55 パン屋「リュサ」 4/6


「貴方たちは誰!?どうしてヒイラギと一緒にいるの!?」

和やかな雰囲気を壊すようにリズはそう聞いてきた。
なんてことをいうの!とコリーはリズを止めたがリズは聞こうとしなかった。


「すみません、名前も名乗らずに。私はヒワリと言います。
ロワン、エンゼル、フォーン、ユラは旅の仲間です。
ヒイラギはカルネの町に寄った時に私が旅に誘いました」

ヒワリとロワンの名前が出た時、さすがにリズも驚いたようだ。
コリーも驚いていたがリズの代わりに話を続けた。



「ごめんなさいね、ずっとこの街にいるのに私ったら気付かなくて。
この街に戻るのは久しぶりでしょう?私はコリーで娘のリズよ」

「貴方がヒワリ?…わかった、大会ではご武運を」


そう冷たく言い放つと踵を返して店の奥へ入っていった。


コリーは冷たいリズの態度にため息をつく。
「全くあの子は…。気にしなくていいわよ。それにしてもどうして旅なんか…、
それでヒイラギがいいっていうのも珍しいけど」

「おばさん、旅は俺が決めたんだ。確かに誘われたが、ヒワリは関係ない」

「ヒイラギがそういうなら・・。まぁ故郷を離れるのも経験のうちよね」


ヒイラギがそう話していると、奥から白髭を生やし白いエプロンが特徴的な男性が出てきた。



「おい、コリー。リズ、見なかったか?おお!シワスのガキじゃないか!
それに…見たことある顔だな」

目を細めて見る男性に、この人ったら!とコリーは注意した。


「何言ってんのっ。ヒワリとロワン、この街で二人の名前聞くの久しぶりよね。
この人は私の亭主のリュサ」

コリーに言われ、男性――リュサは細めていた目を見開かせた。


「えっ!あの有名な狩人さんか!?こりゃーたまげたな!」

「ヒイラギがお世話になるそうよ。それであんた、リズがどうしたって?」


そうそう、とリュサは話し始めた。

「リズがいない、またどっかへ行ってるのか?」


そういうリュサの言葉にみんなの頭の上には疑問符がついた。
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Author:渚 日向 /ナギサ ヒナタ

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