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#57 パン屋「リュサ」 6/6


ちょうど二人の話はヒワリの耳には届いていなかった。
が、近くにいていたロワンはそれを聞いて神妙になる。

「あいつ、ヴェンを倒したもんな」

 「そんなに強いのか?ヴェンは?」

ヒイラギがロワンに質問すると、ロワンは頷いた。


ヒワリがコルシェに着たばかりの時、ヴェンはかつてロワンと互角に戦っていた。
ヒワリがヴェンと一戦を交えていないがロワンが何度も負傷しているのは何度も目にしていた。

そんなロワンが怪我をしてでも欲しかったのは生活費だ。


ロワンとヒイラギの会話に気づきヒワリは心配そうにロワンを見る。

「ロワン、無茶しないでね」


「わかってる。ま、お前は血を流さないことだ」

何か物々しい雰囲気が二人を包み込む。
その雰囲気にエンゼルは過去の大会で二人に何かあったことを悟った。



「さてと…図書館だが、閉館まであと一時間しかない。ここからだと5分だがどうする?
ちなみに、街の中でワープはするな。壁との間にめり込むぞ」


そういうロワンにエンゼルは持っているパン屋の袋を必死に抱え込んだ。


「まず、このパンをどうにかしたいんですが」


「普通図書館といったら飲食物は禁止だから、戻った方がいいかもね」

エンゼルの持つパンの袋をフォーンは持つと、エンゼルはありがとうございますとフォーンにお礼を言った。


「確かにこれ重い…。おばさん、一体いくつ入れたんだろ?」
「まぁ最悪、残れば保存食だな」

そう言ってロワンは笑った。

「図書館まではこの道を真っ直ぐいけばいいよ。ヒイラギもついてるし、大丈夫だね」


ヒワリはそういい、シワーズを目指した。あと、気になるのはリズのことだった。
予選に出るなら、明日対決することになるかもしれないからだ。

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Author:渚 日向 /ナギサ ヒナタ

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