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#68 コルシェ・センター・フィールド大会:前編 2/4


【コルシェ・センター・フィールド:決勝戦】

『さぁ始まりました!決勝戦最終日です!今回の決勝戦ではトーナメント戦になっています!
ルールは選ばれた9人の中から、まず3人1人チームに分かれ、チーム戦を行います。
チーム戦ではグロウ・ピンキーを捕獲。

なるべく多く捕まえたチームからトーナメント戦に入り、一組のチームが脱落です。
では、さっそくチームに分かれて頂きましょう』



Aチームはロワン、ユズ、スカル。Bチームはトール、ナムサ、ロムリ。
Cチームはヒワリ、リズ、ムーベンと分かれる。

3チームが揃うと足下から一気に氷が広がり始めた。
付き上げるような氷の結晶は次々9人の前を囲み、観客席からはクリスタルのバラが
咲いたように見えた。

その時に輝き始めたキラキラと舞う光は観客席にまで届き開場をわかせる。


「えっ??どうなってるんですか!?」
エンゼルは驚き思わず声を上げる。
「少なくても、あの氷は本物みたいだね」
フォーンは宙に舞う光を手に取ると、手の中で水滴に変わっていた。

 「この光は空気中の水分が凍って煌いてる。ステージじゃ、冷気が相当ありそうだな」
ヒイラギがそう解説し、エンゼルは驚く。
 「そんなことってあるんですか!?」
 「見たこと無いけど、そう聞いた。カルネの町で治療中の旅人から」




『ステージはここコルシェの水で凍らせていますが、グロウ・ピンキーは氷の中を
自由に動き回る水の精です。全長が小指ほどに小さく捕獲が困難とされています。
もう準備は出来たそうなので、それではさっそく始めましょう!』


カウントが始まり決勝戦が開始されると、一斉にグロウ・ピンキーが放たれ氷の中へと
姿を隠すが体から放たれる金色の光で辺りはキラキラと光っている。

Bチームは我こそ先にと、みんなばらけてグロウ・ピンキーを探し始める


「バラバラになったらダメだ。余計に捕獲が難しくなる」

Aチームではロワンがそう言い放っているのをヒワリは聞いていた。
観客席の気温とステージ上の気温ではかなりの差がある。
その上、相手は氷の中を自由に動ける水の精。
バラバラになれば寒さと体力の消耗が激しくなり、捕獲どころ
ではなくなるのをロワンは見抜いていた。



「コルシェの裏切り者が」

そう罵ったのは、同じチームの大男――ムーベンだった。
あの第6掲示板前のパーキン通りでエンゼルに絡んできたあの大男だ。


「気にいらねぇな!こんなチーム。お前もだ、こんなんで何ができる!」

持っていた大型の鎚を氷に叩きつけた。
割れ目が走り、氷が砕かれる。
相当血の気が上っているらしい。
その理由がヒワリの存在にあるとしても、否定はできなかった。


「何それ?力だけしか脳のないバカには言われたくない。
ご愁傷様、こんなチーム、チームとも思わないわよ」

リズはそう皮肉を言い、腹を立てたムーベンと睨み合っていた。
正直なところ、ここまで仲の悪いチームは最悪の他ない。

こんな状況でヴァンパイアが現れたらただ仲が悪いだけではすまされないだろう。



「ムーベン、リズ。ヴァンパイアと戦ったことは?」

ヒワリが声を掛けた瞬間に睨みの目線が突き刺さってくる。
特にリズはヴァンパイアに反応したようだ。
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Author:渚 日向 /ナギサ ヒナタ

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