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#69 コルシェ・センター・フィールド大会:前編 3/4


「裏切り者が偉そうに!!ヴァンパイアなんぞ関係ねぇんだよ!!」

ムーベンが目の前で大型鎚を振り下ろした時、グロウ・ピンキーがムーベンの前を
通り過ぎて行った。
すぐさま、ムーベンはグロウ・ピンキーを追いかけていく。
先ほどまでの怒りはどこへやら、その様子はあまりのも滑稽に見えた。


「今ね、グロウ・ピンキーを相手にしてるのよ。わかる?英雄さん?」

ため息の中に怒りを交えたリズもヒワリの前から消えて行った。
まだ、話終わっていないのにな・・・。

もうすでに他のチームもスタート地点から出発している。
そのことが余計に二人を急かしたのだろう。



『おっと!ここで手こずってしまっていますね。
グロウ・ピンキーはまだまだたくさんいますよ!…ここでBチームのナムサがグロウ・
ピンキーを取りました!ちなみにグロウ・ピンキーは金色の光で包まれてますが、
本体は淡い藤色をしています。
色違いもあり色違いでは、白く透き通った本体です。
今回、このステージ上にいる色違いはたったの1匹。さて誰が手に取るのか楽しみですね!』


グロウ・ピンキーについてはヒワリも何度となく聞かされ見てきたものだ。
グロウ・ピンキーの本体は小さく可愛らしいものだが、集団になると手が着けられなくなる。
波や氷、霧を発生させたりするのも彼らだという。



突如、鳥の鳴くようなピューという音が響き、ヒワリの近くにいた3匹のグロウ・ピンキーが
音色につられて集まり始めた。
いや、正確には危機を感じてかもしれない。
この鳥のような音色はグロウ・ピンキーを食べる鳥の音色だった。

グロウ・ピンキーの光も真っ赤に染まり始めている。

ヒワリは急いでグロウ・ピンキーが目指す場所へ付いて行った。




『どうしたのでしょう?リズの口笛で20匹ほどのグロウ・ピンキーが集まり始めました!
金色の光を持つグロウ・ピンキーの光は徐々に赤く光り始めています!
…どうやら、あの音色はグロウ・ピンキーの敵であるコレク・ロウ
という鳥のようですね。
グロウ・ピンキーが警戒を強めています』

ヒワリが追い付いた時には、時既に遅くリズはグロウ・ピンキーに取り囲まれ近付くことが
出来ない程に集まっていた。


「リズ!」

リズに声をかけると、一斉にグロウ・ピンキーはリズの周りに氷を増殖させようとし始めた。



「あの小娘、グロウ・ピンキーの特性を知らんのか?」
「コルシェ中なら誰でも知ってるはずだが」

集まり始めたグロウ・ピンキーを見ていた、スカルとロムリが口々に話していた。
ステージ上にいた狩人たちが集結していて、リズの周りを取り囲んでいた。

リズは攻撃魔法にサンダーを使い、グロウ・ピンキーに浴びさせた。
しかし、グロウ・ピンキーは氷に隠れ上手くサンダーが届いていない。
さらに、グロウ・ピンキーは警戒意識を強め、観客席からは赤い薔薇のステージが
浮かび上がってくるようにみえる。

「ファイア!」

ヒワリは攻撃魔法のファイアを部分的に配置させ、回転させるように火の輪を作ると、
周りの氷を溶かし始めた。
急な火の熱に、氷を増殖させ始めるグロウ・ピンキーの魔法速度が追い付かず、
グロウ・ピンキーたちは伸び始めている。

そこを狙ってグロウ・ピンキーを捕まえる者もいたが、リズはそれでもグロウ・ピンキーに
サンダーを浴びさせようとしていた。

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Author:渚 日向 /ナギサ ヒナタ

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